ホーム > JFA PARTNERSHIP PROJECT for DREAM

CASE取り組み事例

少子化時代の「個」の育成を支える~JFAとICが取り組む、指導者の負担軽減と持続可能な育成環境づくり~

少子化時代の「個」の育成を支える~JFAとICが取り組む、指導者の負担軽減と持続可能な育成環境づくり~

日本サッカー協会(以下、JFA)と株式会社IC(以下、IC)は2025年6月に「JFAソーシャルバリューパートナー契約」を締結。同社が開発した「iDEP」をJFAアカデミーなどに導入し、より効果的な選手育成に取り組んでいます。
iDEPは、個人能力開発計画(IDP)を活用した個人能力開発支援システムで、選手に関するデータの管理や記録、コミュニケーションなどを一元化できるツールです。

JFAは ICの協力を得て、8月31日にJFA夢フィールドで開催した「JFAエリートユースAライセンスコーチ講習会」で、iDEPを活用した選手育成計画の設計・運用方法について紹介しました。

■ 育成現場における指導者の負担

少子化が進み、競技人口やスポーツを支える人材の減少が懸念される現在、選手一人一人の可能性を最大限に引き出す「個」の育成がこれまで以上に重要になっています。

一方で、選手個々の目標や成長を把握し、対話を重ねながらその成長を促すためには、指導者にも相応の時間と労力が必要です。

選手の成長を支える指導者がより指導に集中できる環境をどうつくっていくか。これも、持続可能な育成環境を実現する上で重要な課題です。しかし、選手一人一人に寄り添いながら、目標設定や振り返りを支援し、その過程を管理していくことは、指導者にとって大きな負担となります。

 

■ 20名の指導者に、iDEPを活用したIDPの実践方法を紹介

今回の講習会では参加した20名の指導者を対象に、指導者が抱える業務負担の軽減と「個」の育成を両立する手段として、iDEPを活用した選手の能力開発の実践・運用方法が紹介されました。

講習会終了後のアンケートでは、iDEPについて高い評価が寄せられ、その機能への関心や導入に向けた意見も寄せられました。受講者の中にはすでにiDEPを導入しているクラブもあり、選手一人一人の成長過程を把握するとともに、指導者の負担軽減にもつながる取り組みとして、現場での活用に向けた期待が寄せられました。

 

■ 「個」の育成と指導者が選手に向き合う時間を支援

iDEPでは、選手自身がスマートフォンから目標や課題、成果などを入力することで、自らの課題と向き合う主体性の向上を促します。また、選手が入力したデータをシステム上で一元管理することで、指導者の事務作業の効率化を図ります。これにより生み出された時間を選手との対話や指導の準備に充てられるようになります。

指導者の業務負担を軽減し、限られた時間をより効果的に選手の成長支援に活用できる環境を整えることは、持続可能な育成体制の構築にもつながります。

■ 日本サッカーの未来へ。持続可能な育成環境の実現

iDEPはすでにJFAアカデミー福島女子や各地のサッカークラブのアカデミーなどで導入が進められており、選手が自発的に課題と向き合う育成を支えています。

JFAはICと共に、iDEPを活用した育成環境のさらなる充実を目指し、選手一人一人の成長を支えるとともに、指導者がより多くの時間を選手の育成に充てられる「持続可能な育成環境」の実現を目指します。

JFA PARTNERSHIP PROJECT for DREAM

2050年、ワールドカップ優勝のために。
想いだけでは、優勝できない。
強くなるための、道からつくる。

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。